ブレッソン先生
2021/03/26
『ブレッソンリネンかっこいい!』
そんな声があちらからこちらから。
町を歩けば赤ん坊から近所のおじいさんおばあさんまで、
ブレッソンブレッソンブレッソン。
『大きくなったらブレッソンになるんだ!』
小学生の将来なりたい職業ランキング1位だとか、
今年の紅白の総合司会は早くもブレッソンに内定だとか、
いろいろうわさが飛び交っていますが、
(飛び交っていません)
ところで、ブレッソンってなあに?
そんなブレッソン初心者(僕も)の皆様のために
今日はブレッソンについて調べながらブログを書いてみました。
まず最初に、
ブレッソンとはなんなのかと。
こちらのお方です。
アンリ・カルティエ=ブレッソン(フランス語: Henri Cartier-Bresson、1908年8月22日 – 2004年8月3日)は、フランスの写真家。
20世紀を代表する写真家であると多くの写真家・芸術家から評されている。彼は小型レンジファインダーカメラを駆使し、主にスナップ写真を撮った。芸術家や友人たちを撮ったポートレイトもある。
彼はライカに50mmの標準レンズ、時には望遠レンズを装着して使用した。1947年にはロバート・キャパ、デヴィッド・シーモア、ジョージ・ロジャーと共に国際写真家集団「マグナム・フォト」を結成した。
ブレッソン先生、写真家。
メモメモ。
ライカを使ってスナップ写真を撮影していて、『ありのままのリアリティでありつつ、すべての配置を完璧に整える』という撮影スタイル。
この「リアリティ」こそが写真ならではの要素のひとつ。
他の芸術にはないものです。
人は誰でも、カメラを向けられると意識しちゃいますよね。
ぎこちなくなったり不自然になったり、リアリティが失われてしまいます。
ブレッソン先生は小型のカメラを用いて気配を消すことで、
自然な姿を狙ったのです。
“Images a la sauvette”(逃げ去るイメージ)
“The Decisive Moment”(決定的瞬間)
ブレッソン先生の写真集のタイトルです。
(表紙はマティスによるデザインとのことです!かっこいい!)
↑ブレッソン先生が撮ったマティス
ブレッソン先生はライカを片手に世界中を巡り、その土地の日常を記録するだけでなく、インドで暗殺前後のガンジーや、インドネシアの独立、中国では国民党の終焉から中華人民共和国の誕生までを、スターリン死後のソビエトなど、歴史に残る多くの場面(決定的瞬間!)を写真に残しました。
ブレッソン先生以前の写真芸術は、
大型のカメラを用いて綺麗に撮影した絵画のような写真がほとんど。
一方でブレッソン先生の作品は、
小型カメラを用いたスナップ写真。
町や自然の風景が形作る幾何学的に面白い構図の写真を撮影するというスタイルを確立して、のちの写真家たちに大きな影響を与えたそうです。
かなりあっさりとした内容になりましたが、
ブレッソン先生の素晴らしさは作品を見て感じていただければと思います。
アンリ・カルティエ=ブレッソン。
20世紀最大の写真家がライカで写した世界を、
リネン100の撚り杢で表現しているのが”ブレッソン”リネンシリーズ。
白と黒、2諧調の奥行をぜひ楽しんでください!
お洋服だけで終わらず、そこから文化や歴史について学べるなんて
ポータークラシック、さいこう!
皆さんと一緒にお洋服を通じて色々と学んでいければと思います!
愛してやまないブレッソンリネンシリーズをご紹介してお別れです。
生地の良さを存分に楽しめる贅沢ダブル↓
白黒映画から飛び出てきました、This is CLASSIC↓
ビジネス使いにもぜひどうぞの上品コート↓
雰囲気抜群最高パンツ、ラスト一本!↓
オールシーズンかっこいい夏は腕まくりで↓
生地感、カッティング、シルエット、三拍子そろった逸品↓
問答無用の必需品↓
以上、宗宮でした!